「げたんは」は昔から当地鹿児島に伝わる素朴な郷土菓子です。
この名は下駄の歯の意味で、もともとの格好が
似ているところからこの名が付いたと云われます。
その昔庶民の貴重品であった下駄と結び付けた発想は
いかにも鹿児島(薩摩)らしいと、良く云われます。
この製品は、九州産小麦粉(熊本産シロガネ小麦農林61号)、
黒砂糖、鶏卵を主原料にして生地を作り、
この生地を板状に延ばし焼き上げ、台形に切断し、
それを黒砂糖の蜜の中に漬け込み、
そのままパック包装して仕上げた水分の多い柔らかい菓子です。
当地の特産品の一つ黒砂糖を使った菓子は色々ありますが、
「げたんは」はその代表的なものです。
鹿児島銘菓げたんは
・内容量   10枚入
・荷姿    6入
・ケース単価 2,500円(税別)
黒棒は九州各地で見られる菓子ですが、
当地鹿児島では昔から庶民の菓子、
一銭菓子として親しまれてきた駄菓子です。
製法、原料は「げたんは」と同じですが、
生地を棒状に延ばして焼き上げ、一口サイズに切断して乾燥します。
それを黒砂糖の蜜の中に詰め込み再度乾燥して袋詰め致します。
近年、黒砂糖はミネラル分が豊富とあって、
「さつま黒棒」も、黒糖製品として、
また一口サイズで食べやすく、値段も安く美味しいと好評を得ております。
さつま黒棒
・内容量   280g
・荷姿    6入
・ケース単価 2,500円(税別)
渡来菓子(南蛮菓子)と云われるボーロ。
南蛮菓子ボーロが、いつ鹿児島にはいり、
この薩摩の地に根づいたかは定かではありませんが、
ポルトガル船によって種子島に伝わり、それから鹿児島本土へと、
日本史を大きく変えてしまった鉄砲伝来(1543年)、
フランシスコ・ザヴィエルの鹿児島上陸(1549年)、
それと共に九州各地との交易も盛んに成ってゆきました。
ボーロの伝来もその頃に遡るのでは。今の若い人たちには、
なじみが薄いですが、現在その素朴な味は形を変えることなく、
庶民に親しまれております。主原料は、小麦粉、砂糖、卵、蜂蜜で、
これにさつまいもを加えて焼き上げました。平成7年度、
鹿児島県さつまいも食品コンクールに於いて入賞、
これを機にさつま芋芳露(サツマイモボーロ)と名付けました。
さつま芋芳露
・内容量   12枚入
・荷姿    6入
・ケース単価 2,500円(税別)